2018年08月23日
サンロードの狼ヽ(´o`;
・・
・・

毎度毎度のどうでもいい話し・・
今更ながら盆休みの想い出を綴ってみた

盆休みで帰省していた娘が宮崎に戻るという
記録的猛暑でバイクにも乗れず
クーラーの効いた部屋でゴロゴロしている私に
宮崎までひとっ走りしてこいと指令が下った
えぇ~
暑いのによだきぃ



と思ったがすぐに名案が浮かぶ

その名案とは・・
宮崎まで送ったあとは・・
聖地でキャンプを楽しもう

ふふふ
我ながらナイスな閃き


しかもこの猛暑・・
あわよくば・・
悩ましげなそよ風が吹いてそうな所にテントを張ると
夏に不用心なご婦人と不意にくちづけできるかも

泡浴場・・
ムフフ

よっしゃ
ワテがひとっ走りしたりまひょか

久しぶりにニセ関西方面弁で快諾した
・・
今回の宮崎行きに選んだマシーンは
ミライース☆ヨーロッパ(ワイフ号)
(写真はイメージです

久しぶりにヨーロッパの低いシートに腰を落とし
イグニッションキーを差し込みグイッと捻る
キュルキュル
クォン!!
キャブレターのような荒々しさは無いが
始動の儀式が要らないインジェクションは楽でいい

クォン クォン クォーン!!
アクセルを煽ると乾いた甲高いエンジン音
目を閉じると本物のヨーロッパに乗ってるような錯覚に陥る

アイドリングが落ち着いたところで
宮崎に向かってアクセルを踏み込んだ
・・
アクセルを踏み込むとストレートに回転が上がる
クオゥオッ
狼の遠吠えのごとく咆哮するエンジン
クオァーーーォ
NAエンジンのアクセルレスポンスの良さに思わず
コイツも最高だぜ

久しぶりの相棒に酔いしれながら更にアクセルを踏み込むと
景色は流れ・・・
あっという間に宮崎の別荘に到着した
(8時間半掛かりましたが


・・
ひとっ風呂浴びたら疲れた体に
ひむかのくろうまを流し込む

別荘には氷が無かったのでお湯割り


しかしクーラーの効いた部屋で飲むお湯割り・・
これはこれでいい


などとはしゃいだのものの・・
疲れた体にお湯割り効果で瞬く間に撃沈


・・
翌朝

テレビから流れてくる台風情報

(台風15号の話しですよ)
しかも宮崎直撃コース




昼前から雨が降りだし夜には強風域に入るらしい

昨日はそんなこと言ってなかったぜ~


台風の中でテントを張る勇気はないし・・
聖地でムフフはあきらめて帰るとするか

別荘滞在わずか13時間・・
帰り支度を済ませ外に出ると少し雲が出てるが青空

ほんなこて台風のくっとやろか・・
どすくらじゃなかとやろね

と、博多弁でつぶやきながらヨーロッパに乗り込んだ
・・
カップホルダーに水を入れたコップを置き
後部座席のキャンプグッズを崩さぬよう注意しつつ
尾鈴サンロードをぶっとばす
出番のなかったキャンプグッズたち
尾鈴サンロード・・
かれこれ4月から毎月のようにここを攻めている
すでに頭の中ではコースが浮かび上がり
アスファルトの継ぎ目や砂の浮いたコーナーは
全てインプットしているという・・
本当みたいなウソの話し

コップの縁で水を回しながら
スローインファーストアウトでコーナーを攻める
ふとバックミラーに目をやると速そうなクルマが
ピッタリと後ろについていた


やたらチューンアップする前に乗りこなす腕を磨いときな

そうつぶやきながら左に寄って進路を譲ると
空を飛びそうなデカい羽根を付けたセダンが
重低音を響かせ追い越していく
やたらチューンアップする前に乗りこなす腕を磨いとけってんだ
もう一度そうつぶやいてやった

尾鈴サンロードから日豊グリーンラインに標識が変わり
388号線へと左折する
このリバーサイドを走るロードもお気に入り

なのだが途中に狭路区間があるのが難点のど飴
しばらく走ると雨が落ちてきた

とうとう降りだしたか・・

雨の中では軽い車重が災いし滑りやすいヨーロッパ

これにはさすがの風吹ガマ矢もペースダウン

この先の道の駅にピットインしてやり過ごすか・・
と思っていたら
駐車場にも入れないくらい混雑してた

混雑してる道の駅
その先の道の駅も同様の混雑


結局3時間走りっぱなしで
ようやく高森で休憩

こげんことしよると
エコノミー症候群になるバイ

そげな心配をしつつ黙々と走り・・
やたら信号が多すぎな交差点
佐賀まで来ると
素晴らしいブルースカイ

ほんなこて台風のくっとやろか?
そう何度も博多弁でつぶやきながら・・
往復ほぼ同じルートで
350kmを8時間半掛けて無事帰宅したのでした


・・
・・
フェリーに乗れば片道270kmくらいなのだが
今回は盆の混雑を予想してフェリー使わず
(2時間待ちの経験あり)
オール一般道で片道350km・・
高速乗ればいいじゃんと思うかもしれませんが
全線高速なら430km超えるったい

宮崎はやっぱい遠かとばい

そんなどうでもいい話し
おしまい

