旅のバイブルに魅せられて(天草編) その弐
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前回からの続きです
14:10
久しぶりに降り立った天草の地
まずは
アソコを目指して走る
ココで言う
アソコとは・・
今回のアマツー目的のひとつでもある・・
(アマツーとは天草ツーリングのことですよ)
天草上島中央地区広域営農団地農道だ
ニヤリ
通称、
天草オレンジラインと呼ばれるこの道路こそが
ganmodoki先生の広域農道コレクションのルーツなのである
天草オレンジライン・・
その概要はこうだ
天草市から上天草市までの約22kmの広域農道。
ほとんどが高速コーナーと気持ちの良いストレートで
平均速度は軽く三桁にいくと思われる
眺望にも優れ、左手には島原湾と雲仙の山並みを、
右手には不知火海の景色を交互に望むことができ
交通量もほとんどなく、非常に走りやすい。
今、一番のお薦めだ!
ganmodoki先生『九州の広域農道コレクション』より勝手に抜粋
胸の高鳴りを抑えつつ
オレンジラインへ進入
しばらくは上り坂が続く
非力な
ヴァンヴァンでは走りを楽しむというよりは
淡々と走り続けられることのほうが楽しい感じ
交通量は少なくのんびりとマイペースで走る
そう言えば・・
宮崎の
黒潮ロードや鹿児島の
国道448号線が
こんな感じではなかったろうか・・
と知ったかぶりをしてみる
(違ってたらごめんなさい)
意味もなく停まって撮影
この
天草オレンジライン・・
先生がおっしゃる通り、高速コーナーと直線がチョ~気持ちいい
(スピード出てないからコーナーも直線みたいなもの)
本音を言えば、こんな快適なロードは・・
リッタークラスのあり余るパワーで
ゴリゴリと走りたい
インライン4のエンジンには
デリヘルイッタの集合管を着けて・・
クウォ~ンと鳴り響かせ疾走する姿を妄想する
くぅ~
タマランチ会長
しかし今回の旅の相棒は
ヴァンヴァン・・
残念ながらあり余るパワーは持ち合わせていない
だがコイツの200ccシングルエンジンは
小気味よいヴァイブレーションとともに
健気にトコトコと駆け抜けてくれるのだ
しかも旅仕様にカスタムしたこの
ヴァンヴァン・・
フロントキャリアの上に積んだテントが
ツーリングマップル
Rを載せるのに丁度いい
トップブリッジにはデジタルウォッチを巻きつけ
アナログなMAPとデジタルなナビを併用する
ドリンクホルダーも装備し喉の渇き対策もバッチリだ
豪華な装備で無敵のツーリングマスターを気取るが
それでも道を間違ったりするのは日常茶飯事
だがそれでもいい
だって人間だもの
・・
・・
天草4橋を渡り・・
15:50 天草四郎ミュージアムに到着
入館料600円はいいとしても
最終入館は16:20までで17:00閉館みたい
ゆっくり観る時間はない
せっかくここまで来たが今回はあきらめた
走ってきた道を少し戻り国道266号へと左折し
海岸線をヴァンヴァン走りキャンプ場を目指す
旅のバイブルによると・・
山頂のキャンプ場までは曲がりくねった激坂と記載されていた
(事前にマップルRでおおよそのイメージは掴んでいる)
ヤマハの工場をちょい過ぎた辺りから国道を右折・・
した途端に狭路になった
こんなのはまだ全然序の口だ
(逆に安心するくらいだ)
ナビのルート表示は・・
こんな感じだ
途中、うねった段差で
オーリンズ風のリアショックが底付きした
おいおい・・
オイル漏れとかしないでくれよ~ 偽オーリンズ
狭路、激勾配、苔の
3Kにプラス落ち葉堆積・・
200ccシングルエンジンは唸りながら難所を走り続け・・
17:30 ようやく山頂に到着した
この天文台が受付けだ
フェリーに乗る前にTEL予約したのだが・・
基本的には前日までに予約してくれとのことだった
(本日はこんな山の中におひとりさまだ)
キャッシュで料金を納めた後は
今回の目玉でもある展望所に向かう
ココからの景色は・・
こんな絶景が広がっている
それ以上に八代海に沈む夕陽がもうサイコーなのだ
これこれ!!
これですよ
この夕陽を見るためにここまで走ってきたと言っても過言ではない
が・・・
この日は・・
ガビ~ンって感じの残念な景色
もちろん夕陽なんか見れるわけもなく・・
案内板で妄想するしかなかった・・
その後はCHA-CHA-CHAっと設営し・・
久しぶりの
ダンロップR-224を張る
サーモスの保冷缶を持参したのに使うのを忘れてた
念願のパック酒デビュー
肉を焼きつつ・・
ストローでチューチューしたり・・
カップに移したりとパック酒を楽しんでたら・・
ストローでチューチューしたのが効いたのか・・
間もなく撃沈
というところで
長くなったので翌日につづく
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