床屋を楽しもうヽ(´o`;
・・
・・
床屋に行ってきた
当方、常々・・
漢は身だしなみ
そう思っている
自称ナイスガイ
しかし実際のところは
床屋に行くのは
よだきぃ
でも
身だしなみが・・
でも
よだきぃし、まだ大丈夫・・
でも・・
でも・・
と、毎度毎度の葛藤を繰り返すここ数日・・。
そしてとうとう・・
チョンマゲ(つむじ?)が水で湿らせたくらいでは治まらず
少ない前髪がペッチョリ~ナになり
にっちもさっちもどうにもブルドック的に手に負えなくなった本日
ここいらが年貢の納め時かと重い腰をあげた
・・
・・
私がひいきにしている床屋は・・
大将にお任せの床屋
座るだけでお客様のスタイルと頭のカタチ
(と頭髪量)をサッと分析し
流行を取り入れた大将独自のセンスでカットしてくれるという・・
夢のような床屋なのだ
(すみません ウソです)
実はココだけの話し・・
当方、後頭部が・・
断崖絶壁
大将に言わせれば・・
この稀に見る断崖絶壁・・
これをどう攻略するかは・・
結構な
テクニックを要するらしい
そ、そげんね
他の床屋ではできらんよ と・・
大将にそれほどのテクニックがあるのかは疑問だが
その言葉のせいでなかなか他の床屋に行けないのが事実
・・
・・
カランカラ~ン
(ガラス戸を押して店内に入る)
私:よかろか?
大将:おぉ~ 来たね
ちょっと待たんばばい
本でも読んで待っときんしゃい
私:よろしくぅ~(ちょっとYAZAWA気取りで・・)
奥を覗くと、先客がひとり
パーマをかけている
ふふふ
パーマですか・・
懐かしいね~
オレもヤングの頃はチリチリしてたんだが・・
そう・・
茜さんのお弁当時代
の杉本哲太みたいにね
しかしあの頃の無茶が祟って
今はこんなになってしまったんだ
髪は長~い友達・・
歳とってから後悔しないよう気をつけな
そう心の中でお節介を焼きつつ眺めてたら
あろうことか先客はオレよりおぢちゃんだった
くぬぅぅううぅぅ~
このオジジめ
何でその歳でフサフサなんじゃい
負け犬の遠吠えの如くボソッとつぶやいてマンガ本に目を向けた
私のお気に入りは
宇宙兄弟
何巻まで出てるのか知らないがズラッと並んでいる
前回どこまで読んだか覚えていないのでおもむろに1巻抜き出す
パラパラとめくると甦るあらすじ
ここは読んだばいと
目星をつけてまた1巻抜き出し・・
それを数回繰り返し前回のつづきを引き当てる
そうそう
ここからここから
そして読みだすと数ページ読んだところで
お待たせ~ よかば~い
と大将に呼ばれる
毎回こんなだからじぇんじぇん先に進まないの
宇宙兄弟・・
買おうかな
・・
・・
イスに座ると前掛けを掛けながら・・
大将:いつもんごと短く?
私:そうね、ビシッとやっちゃって
いつもそんな感じでカットが始まる
唸るバリカン・・
いつもより大将の気合いが入ってるような感じがする
(いつもと一緒なんだけど・・)
カットしだすとなぜか大将の創作意欲が燃え上がる
大将:ちょっと長めにしてみるか?
私:いやいや短くしてよ
大門軍団の団長みたいにさ
(長めにしたら床屋に行くサイクルが早くなるじゃん)
大将:う~ん
そりゃ無理バイ
こっちの団長ならイケるけどね
三郎軍団団長 石井武
私:それは勘弁して~
そんないつもの会話をしながら
結局いつもの髪型に落ち着くのである
・・
・・
あぁ・・
よだきぃ・・
おしまい
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